古典風 《 かさねの色目 2》

     平安の美学。女房装束の襲(かさね)の色目の壁紙です。主に重要視されているのは
      単衣と五つ衣の部分ですし、袿の方には文字をのせやすい色を創作しております。
      このかさねにも諸説ありますし、決定的に正しいものはこれ、と言えませんので、
      なるべく再現を心がけましたが、若干の創作も加えていることをご了承くださいませ。


<秋のかさね>
     
薄
薄(芒)(すすき)
女郎花
女郎花(おみなえし)
黄菊
黄菊(きぎく)
移菊
移菊(うつろいぎく)
<冬のかさね>
紅紅葉
紅紅葉(くれないもみじ)
青紅葉
青紅葉(あおもみじ)
臚紅葉
臚紅葉(はじもみじ)
楓紅葉
楓紅葉(かえでもみじ)
捩り紅葉
捩り紅葉(もじりもみじ)
黄菊
黄菊(きぎく)
<通年のかさね>
紅の匂い
紅の匂(くれないのにおい)
松重
松重(まつがさね)
紅の薄様
紅の薄様(くれないのうすよう)
萌黄の匂い
萌黄の匂(もえぎのにおい)
紫の匂い
紫の匂(むらさきのにおい)
蘇芳の匂い
蘇芳の匂(すおうのにおい)